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INTERVIEW

職員インタビュー

誰よりも、職員を育てているのは
利用者です。

栃尾福祉会は、利用者と職員がともに成長することを大切にしています。
ここでは、利用者が日常生活を送る入所施設「守門の里」で働く生活支援員と、
通所施設「みつけワークス」に通いながら就職を目指す利用者を支援する就労支援員の職場や仕事内容についてお伝えします。

 
渋谷 実玖
守門の里 生活支援員/2020年新卒入職
 
若手ならではの視点を大切に、
利用者さん本位の支援をしたい。
この仕事の印象は?

障がいのある人を、最初は「少しこわい」と思っていたのが正直な気持ちです。でも利用者さんと接してみて、自分が思っていたよりもずっと楽しいと感じました。
支援のやり方には正解がなく、今も手探りのことばかり。そんな中で自分の考えたやり方がきっかけとなって利用者さんが行動してくれた時や、同じ喜びを共有できた時は、この仕事を選んで良かったと思います。

職場の雰囲気は?

気さくで楽しいことが好きな職員が多いです。
毎年、地域の方も招いて感謝祭を開催しています。
昨年は新型コロナの影響で園内だけの開催でしたが、職員でバンドを組み、コンサートをやりました。私はボーカルを担当。昭和の懐メロから最近の曲まで楽しく歌わせてもらいました。
「すごく良かったよ」と利用者さんに声をかけてもらえたのが何よりうれしかったです。

大切にしていることは?

会議で積極的に発言するようにしています。
ベテランの先輩も多い中、経験の少ない私だからこそ気づける課題や改善点があると思います。「おかしい」と思ったことは、間違っていてもいいから言ってみる。
基準は「利用者さんにとって本当に良いかどうか」です。
長く続く慣習を変えるのはエネルギーが要りますが、変えるべきところは変え、質の高い支援を提供したいです。

栃尾福祉会を選んだ決め手は?

職場の雰囲気、賃金、休日数などを重視しました。
プライベートあっての仕事だと思っているので、体力面、精神面、金銭面で「無理なく働き続けられる」と感じたことが栃尾福祉会を選んだ理由です。
車の運転が好きなので、休日は音楽を聴きながらドライブすることが多いですね。

 
金井 秀吉
みつけワークス 主任 就労支援員/2013年中途入職
 
利用者さんは
「助けてあげる存在」ではなく、
「一緒に地域を盛り上げる仲間」。
栃尾福祉会を選んだ理由は?

新卒で食品会社に就職しましたが、保育の仕事に興味を持ったことがきっかけでこの業界を知りました。
栃尾福祉会には、違う業界から転職して活躍する職員が大勢います。ここでなら前職の経験や自分なりのアイデアを活かし、新しいことに挑戦し、現場はもちろん福祉業界をもっと良くする活動ができるのではないかと思いました。

仕事で大切にしていることは?

利用者の方を「助けてあげる存在」ではなく、みつけワークスや地域を「一緒に地域を盛り上げる仲間」と思って接することです。
みつけワークスは、就職を希望する利用者さんにとっては一時的な通過点。社会に出てから「助けてもらえる」ことが当たり前だと思わないように、一緒に働く仲間という心構えを大切にしています。

これまでに印象的だったエピソードは?

「働く意味が分からない」と就職に前向きになれない利用者の方がいらっしゃいました。そんな時、ビル清掃の求人があり、まずは実習に行くことに。やってみると実習先で大変喜ばれ、頼りにされたことに喜びを覚えたようです。掃除のやり方をYouTubeで研究し、休日返上で練習して見事採用されました。
仕事に前向きになってもらえるよう声をかけ、一緒に試行錯誤した時間は今も良い思い出です。

栃尾福祉会を一言で表現すると?

「学校」です。人生の先輩が多く、学ぶ場面がたくさんあります。
一方で、休憩時間はスイーツなどの話で盛り上がり、それも学校の休み時間のようです。別の法人の職員と交流する機会も多く、研修で会った時には会話が弾みます。
研修制度は、園内研修や外部研修に加え、自分が学びたい研修を見つけて申請すれば、参加することもできます。

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